メソッド名の変更
メソッド名が分かりづらい場合は、分かりやすい名前に変更します。
「問い合わせによる一時変数の置き換え」や「メソッドの抽出」など、リファクタリングを進めていくと小さな単位のメソッドが多くなっていきます。
メソッドの単位が小さいと理解しやすいですし、再利用性も上がりますので良いスタイルだと思いますが、メソッド名が分かりづらいと後からコードを読む人が混乱するので逆効果です。
その場合は「メソッド名の変更」を行います。
たとえば「与信限度額を取得する」メソッドの名前が「GetCLA」だったとします。これは「Credit Limit Amount」の頭文字だけをつないだようですね。
よくやる手法ではありますが、これでは後からコードを読む人がまったく理解できません。ここはベタに「GetCreditLimitAmount」というメソッド名にするのがベターでしょう。
私のローカルルールでは、単語は省略せずにそのまま連結します。メソッド名が50文字を超えたあたりから「メソッドの抽出」でもっと小さな単位のメソッドにできないかを検討します。
メソッド名が長いということは、そのメソッドのやることが多いため、説明が長いことを意味するからです。
メソッドを分けた方が分かりやすいか、メソッド名で説明した方が分かりやすいかを検討し、より分かりやすいと思える方を選択します。
なのでごくまれに画面の半分くらいがメソッド名といったコードができてしまいますが、そこは自信を持って「良し」としています。
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