名前空間の命名規則
.NETでプロジェクトを作成したら、一番最初に名前空間を命名し、サブ名前空間のルールを決めます。
もちろんルールがなくても開発はできますが、プロジェクトが大きくなった場合に使用したい機能が見つからない ⇒ 仕方がないので自作する ⇒ 同じような機能のクラスがあちこちに点在 ⇒ ますますカオスに。。といった負のスパイラルに陥ってしまいます。
名前空間の一般的な形式は以下になります。
会社名.(製品名|技術名)[.特徴][.サブ名前空間]
※「特徴」と「サブ名前空間」はプロジェクトごとに定義します(無くてもかまいません)。
会社内の組織(事業所など)は変更されることが多いので避けたほうが無難です。
ここでいつも問題になるのが「サブ名前空間」ですね。どんな場合にもあてはまるわけではありませんが、私は以下のような構成をベースに考えています。
名前空間のベース
├
エンティティ
├
ユーティリティ
└
業務名
├
画面
├
業務ロジック
├
コントローラー(画面と業務ロジックの橋渡し)
└
業務ごとのユーティリティ
「エンティティ」と「ユーティリティ」は業務をまたいで使用するケースが多いので「業務名」と同列に、業務名にMVCモデルの各要素とユーティリティを内包し、業務の数分「業務名」が作成されるイメージです。
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出典
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